家庭で節約できる情報について、今回は、エアコンについてお話させて頂きます。
なんとなく今年の夏は、昨年より暑くなっているように思いまいませんか。
年々、気温が高くなっているような感じもしますが、それは温暖化の影響なのでしょうか…。
関東・関西よりも東北・北海道の方が気温が高かったり、猛暑日になっている地域も多く、私の住んでいる所でも、昼夜とわずの猛暑日が続いており、今までにないような暑さです。
まして、日本の南にある九州などでは、39℃まで気温が上昇しており、酷暑日となっているところも多々見受けられます。
夏になると、よく天気予報で耳にする夏日、真夏日、猛暑日などの言葉がありますが、
その違いってご存知ですか。
私もよく知らなかったので調べてみました。
夏日は25℃以上、真夏日は30℃以上、そして猛暑日は35℃以上だということです。
また、連続して猛暑日が続くと、酷暑日となるようです。
あまり聞きたくない言葉ですよね…。
とにかくこんなに暑いと、一日中エアコンをつけっぱなしになりますが、エアコンの電気代が、気になります。
エアコンの風量を『弱』にすると、本当に節電になるでしょうか?
猛暑日・真夏日の熱中症対策
猛暑日や真夏日の熱中症対策には、水分と塩分の補給と帽子や日傘や通気性の良い衣服を着ることが有効です。
そして、暑い日の夜に一番効果的な方法は、夜にエアコンをして眠ることです。
昨年ぐらいから、このところの猛暑対策の一環ということで、公立の小・中学校にもエアコンが設置され、徐々に増えてきているようです。
近年では、会社・学校・自宅でエアコンは必須アイテムとなっています。このようにエアコンの設置率が上がったことで、気温も高くなっているのだと思われます。
昔は、今ほど暑くなかったような気がしますし、家庭でもエアコンを付けているところはそんなになかったと思いますが、この暑さでは、エアコンなしではいられませんよね。
エアコンの電気代を気にしつつも、エアコンに頼らざるをえないといったところでしょう。
エアコンをこまめに切ると節電になるの?
エアコンをこまめに切ると節電になるような気がしますが、エアコンは24時間つけっぱなしにした方が、節電できるという検証結果があります。
ただ、エアコンが古かったりすると逆効果ということも…。
では、どうしてエアコンを24時間つけっぱなしにした方が電気代の節約になるのでしょうか?
エアコンが一番電力を必要とするのは、室内温度を設定温度まであげる時です。
エアコンのスイッチを入れて、設定温度まで一気にあげると、多くの電力を消費してしまいます。
従って、こまめに消したりつけたりすると、エアコンをつけるたびに電力を消費することになります。
節電のはずが、逆に電気代がかかってしまうということになります。
仕事などであまり家にいないという方は、不在中にエアコンをつけっぱなしにするということではなく、家にいる間の稼働回数を少なくにすることを心がけると、節電につながります。
エアコンの風量を『弱』にすれば節電になるの?
風量を弱くすれば電気代も安くなると思っている人がほとんどだと思いますが、それは間違いです。
エアコンを最初に『弱』や『微風』にすると、室内温度が設定温度になるまで時間がかかり、それだけ電力が多く消費され電気代が高くなります。
ということで、一番節電になるのは自動モードなのです。
私が使っているリモコンは“これっきり”ecoモードというのがあります。これはけっこう風力が強く、ほんとにecoなのかと思ってましたが、いろいろ調べてみると、やはり自動モードが節電になるようです。
節電するとどのくらい効果があるの?
エアコンの温度設定は、冷房の時は少し高くし、暖房時は低くするのが節電のようです。
エアコンの設定温度を27℃から28℃にすると、たった1℃の差でも10%も消費電力が少なくなるのです。
最近の家電は、eco製品があたりまえで、年々進化しています。
10~15年前のエアコンは、ecoとかでもなくて稼働するのにも時間がかかるので、思い切って買い替えたほうが、長い目でみると省エネに繋がります。
実際に私の家では、昨年夏に突然リビングのエアコンが壊れてしまい、2Fのエアコンは壊れてはいませんでしたが、この際2Fの別な部屋にも増設しようと思い、全部でエアコン4台を買いました。
前よりエアコンの使用時間がかなり長くなったにも関わらず、なんと電気代が去年の同じ月と比較すると、少し下がっていたのです。
つけっぱなしの効果はまだ分かりませんが、買い替えたことによる効果はあったと言えます。
電気代もそうですが、エアコンをつけた時のカビくさいニオイも全然なくて、空気も綺麗で快適になったので、思いきって買い替えてほんとに良かったなと思います。
それとエアコンではなく、扇風機を使う時もありますが、扇風機の風力でリズム風などの一度、停止して起動する機能があります。
一見節電しているように感じますが、特に起動時に多くの電力を使用してしまうため、付けっぱなしにした方が節電ということになるのです。
エアコンの節電に関するまとめ
24時間エアコンをつけっぱなしというのは、エアコンの機種などにもよるので、かならずしも節電になるとはいうことではないのですが、風量は『弱』ではなく『自動モード』にすると、節電に繋がるということが分かりました。
そして、古いエアコンは買い替えることによって節電になるということが分かったと思います。
ただ、やはり一番は熱中症対策ですので、とくに暑い夜は、エアコンを活用して快適な環境で睡眠をとることがおすすめです。
あなたもエアコンの自動モードを上手に使って、今年の猛暑を乗り切りましょう!