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布団を干すときバンバンと叩くいてはダメ!

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生活の知恵としての情報で布団の干し方について説明します。
天気が良い日は、ベランダにおふとんを干し、主婦がふとんたたきでパンパンとたたく音が、響き渡る朝…。
少し前には、よく見られた日常生活のほのぼのとしたワンシーンでした。
しかし近年は「景観を損なう」などの理由もあってなのか、この光景は、あまり見られなくなってきました。

住宅が密集した地域では、なんとこの「バンパン」という布団たたきの音が騒音とされ、ご近所どうしで訴訟問題に発展したという、物騒な出来事も起きているというのです。
しかも、布団を強く叩くのは、物理的にもよくないという事実も判明しつつあります。

 

 

 

 

 

干した布団はなでるようにたたく

干した布団を叩くとホコリが舞いますよね。
これを「布団に付いていたホコリが取れてきれいになった」と思いがちですが、じつは舞っているほとんどはホコリではなく、布団の繊維なのです。

 

布団のなかに入っている綿や羽毛などが、強く叩くことによって傷んでこわれ、外にでているだけなのです。
その結果、布団の生地はだんだんうすくなってしまい、寝心地が悪くなってしまうことになるのです。

 

それだけではありません。

 

布団の繊維とともに、ダニの死骸やフンが、布団の表面に浮かびあがってくるので、就寝時にこれらを吸いこむことになり、健康的にも危険だといいます。
ですが、布団を天日干しすること自体は、おおいに意味があります。

 

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 天日干しで布団の湿度が低くなることで、布団のなかに潜むダニの増加を防ぐことができるからです。

 

とはいえ、晴れているからといって、朝から晩まで長時間布団を干すのは、逆効果になってしまいます。

 

なぜならそれは、紫外線で布団の生地が変色したり、外部のホコリが付着したりすることになってしまうからです。

 

天日干しをするなら、午前10時から午後3時までのあいだで、目安は30分から1時間程度が良いでしょう。

 

表だけでなく、ひっくり返して裏も干し、両面合わせて2時間程度(夏は1時間程度)が理想的だと言われています。

 

そして、もし家に布団たたきがある場合は、パンパンと強く叩かず、布団をなでるという感じで使ってください。

 

表面のホコリやダニの死骸などを払い落とすよう、布団の表面をゆっくりとなでるのです。

 

エサとなる布団に付いたフケや垢や髪の毛などを落とせば、ダニが付きにくい環境を保持できるというわけです。

 

 

 

毛布は羽毛布団の上にかける?

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ところで、寝具に羽毛布団を使っている人の場合、厳寒期になると、体の上にまず毛布、そしてその上に羽毛布団をかけるというのが一般的ではしょうか。

 

保温性の観点から考えると、この方法はほんとうに正しいのでしょうか?
答えは、残念ながら不正解です。

 

羽毛布団の下に毛布があると、体温が羽毛に直接伝わらないため羽毛が膨らみにくくなり、保温性が低下してしまいます。

 

ですから、体の上に羽毛布団、その上に毛布をかけるほうがより暖かくなります。
これは、羽毛布団が、体と接触することで体温が直接伝わって羽毛が膨らみ、高い保温性を発揮するのです。

 

また、羽毛布団の上に毛布をかけることで上下に熱が逃げるのを抑えることができます。
ただし、毛布が重いと羽毛が十分に膨らまないことがあります。

 

その際は、タオルケットをかけるほうが効果的のようです。
よく、人生の三分の一は、睡眠だと言われています。
その大事な睡眠で、毎日使う布団は、干したりして、常に快適に使いたいものですね。

 

 

まとめ

布団たたきは、強く叩かずに布団の表面をなでるように使う。
天日干しをするなら、午前10時から午後3時までのあいだで、目安は30分から1時間程度が良い。
羽毛布団の上に毛布をかけるとより暖かくなる。