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いま、学資保険に加入するメリットはあるのか?

いま、学資保険に加入するメリットはあるのか?
子どもの誕生は、家族にとって何よりの喜びですよね。
でもその反面、成人するまでに必要な費用を考えると、不安に駆られてしまうのも事実です。
実際の話、子どもを幼稚園から大学まで通わせると、1,000万円もの教育費がかかると言われています。
ただ、これはすべて公立に通った場合のことなので、私立であればこの倍以上はかかる計算になります。

 

 

 学資保険の返戻率

このような経済的負担を大いにサポートしてくれるのが『学資保険』です。
学資保険とは、その名のとおり、子どもの進学などに備えた教育の資金づくりを準備するための貯蓄型の保険です。


毎月定額の保険料を払い続けることで、子どもの成長に合わせた進学準備金や満期学資金を受けとることができます。

 

ある一定年齢以上の人は「学資保険のおかげで子育てが助かった」と、あなたに強く加入をすすめてくるかもしれません。
その言葉を真に受けて安易に加入するのは考えもの…。

 

学資保険

写真AC

 

確かに金利が高かった時代では、学資保険はとても魅力的な商品だったようです。
実際、1993年までの保険商品の運用利回りは5.5%以上と、今では夢のような高利だったのです。

 

 

この高利のもとで学資保険も運用されていたので、支払った保険料の倍の金額が戻ってきたというケースもけっして珍しくはなかったのです。
ですから、学資保険を押してくる人は、このよき思い出がある世代が多いかもしれません。

 

ところが、この高利も昔の話で、超低金利社会の到来により、学資保険の利率も下落の一途をたどることとなってしまいました。

 


それは学資保険の「返戻率」を見れば明らかです。
返戻率とは、支払った保険料にたいし、受けとることができる金額をパーセンテージで表したものです。

 


保険料が倍になって戻ったという時代だったら、返戻率が200%にということになります。


しかし、現在では返戻率は101~108%となり、全く見る影もない…。なかには返戻率が100%以下、つまり元本割れを起こすケースも目立つようになっていることもあるといいます。

 

 

もちろん、学資保険にもメリットはあります。
それは、教育資金専用の商品として、他の資産と分けて管理できるということ。

 

 

また、契約者である親が死亡した場合には、保険料の支払いが免除されることも利点のひとつです。
そしてこの場合でも、契約時に設定した学資金を受けとることができる。

 

 

学資保険に入るか否かは、このようなメリットや、元本割れなどのリスクを踏まえた上で、慎重に判断したほうがいいでしょう。

 


少なくとも、周囲にすすめられたからなどという理由だけで加入すると、あとで痛い目を見ることにもなりかねませんので…。

 


色々と調べて、どういう内容で、どんなメリットがあるのかをしっかり調べる必要があると思います。

 

 

以前、学資保険に加入しましたが当時返済率が高くかなりの金額が戻ってきました。
当時、とても助かったことを覚えています。

 


しかし、現在はどうでしょう?
冒頭で述べましたが、子供には、1,000万円もの教育費がかかると言われていますが、習い事などにかかる費用も合わせるともっとかかってきます。

 

 

学校も公立ではなく、私立、通学までの交通費や他県の専門学校や大学に進学したら、更に上乗せされます。

 

 

また、専門学校や大学の学費も年々上がってきている状況です。
学校側も少子化により経営するのも厳しくなってきていると思われます。

 

 

今回、学資保険加入について説明してきましたが、他の保険や積立など、将来を見据えて、しっかり計画した上で検討してはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

学資保険のまとめ

写真AC

 

かつて返戻率が高かった時代はともかく、現在は元本割れの可能性もある学資保険は、メリットとリスクを考慮し、加入するかどうかは自身の判断で決めることが大切である。