昼食のあとは、睡魔に襲われ、ついウトウト…なんてことよくありますよね。
眠気を引きずりながらでは、何をやっても効率が上がるはずもないのです。
だから、そういうときは思いきって昼寝をしたほうがいいのです。
プチ仮眠
最近では、30分以内の昼寝には一定のリフレツシユ効果があるとして、その価値が見直されているようです。
意図的に短い睡眠を取ることで、脳に溜まった疲労が解消され、再び、集中力を取り戻すことができるというのです。
ただ、その昼寝の仕方にはひとつ注意点があります。
それは“横になって寝ない”ことをしないです。
なぜなら、効果的な昼寝をするためには“熟睡状態に陥らないこと”が条件だからです。
人は深い眠りに落ちてしまうと、自律神経の副交感神経が優位になり、それによって体温も下がる傾向にあります。
そしてその「冷え」が、目覚めたときに身体のだるさとなって現れます。
そうすると、なかなか眠気が抜けず、作業もはかどらなくなってしまいます。
つまり、夜に就寝するように完全にリラックスした状態で眠ると、かえって逆効果になるということなのです。
そこでおすすめなのが“座ったまま眠る”という昼寝スタイルで、アイマスクや枕の利用もおすすめです。
人の身体は熟睡モードに入ろうとすると、全身の筋肉が脱力します。
しかし、座った姿勢であれば、全身が脱力する瞬間に「かくっ」と身体の一部が動いて姿勢が崩れます。
その小さな動きが、深い眠りに落ちようとする意識にストップをかけてくれるのです。
座る姿勢は、椅子の背もたれにもたれかかっても、机につっぶしてもいいでしょう。
さらに、両足を肩幅ぐらいに開いておけば、寝ていても意外と安定した姿勢がとれますよ。
また、腕時計や靴、ネクタイなど身体を締め付けているものは、できるだけ外しておくのがベターです。
人間は、15~30分ほどで熟睡状態に入るとされていますから、寝すごさないようにアラームを設定しておくといいでしょう。
日によってはうまく眠れない場合もあるかもしれませんが、目を閉じるだけでも、ある程度の疲労は回復できるといいます。
そして昼寝後には、洗顔や軽めのストレツチを行なったりすると、よりよい目覚めが得られます。
いつも午後を眠気に支配されているという人は、この『プチ仮眠』を試してみてはいかがでしょうか。
私は以前、残業がとても多い会社でしたので良く昼寝をすることがありました。
昼食を済ませるとついうとうとと眠くなり、直ぐに昼寝を15分ぐらいしていました。
短時間の睡眠だけでも、とても気分が良く午後からの仕事は、効率良くできた記憶があります。
昼寝は会社でも進めており、殆どの従業員が寝てました。
ある従業員は昼寝用の枕で仮眠をとっていて、とても快適に寝ることができると言ってました。
何度か30分以上寝たことがありましたが、その時は寝すぎて、逆に調子が悪くなりました。
一番良いのは15~20分ぐらいが一番寝た感じとスッキリ起きることができました。
安眠できる枕の高さ
今回は、昼寝のことに重視した内容で説明しましたが、普段の睡眠もしっかり、とれないと体調を崩してしまうことになります。
毎日の睡眠をしっかりとるには、色々ありますが、枕の高さについて説明したいと思います。
普通は8cm~10cm程度が良く、胸の下あたりから首にかけて徐々に高くなるような枕が良いとされてます。
その方が首に負担がかからず刺激を与えることが少ないとされています。
しかし、人によって、年齢・体格が様々で違いがありますので、8cm~10cmがあっているとは、言い難いです。
目安としてですが、枕が高すぎると、視線が前になり、低すぎると後ろの視線です。
ベストなのは、真上よりもやや下向きになる視線の位置が適切です。
更に、首の下と肩の下に隙間ができると後頭部が圧迫され、筋肉が緊張した状態が一晩中続くことで、起きた時に肩こり・頭痛の原因となります。
その隙間が埋まるような枕が理想的な枕です。
まとめ
- 昼寝の際に大事なのは“熟睡しない”ことなので、座ったまま眠る。
- アイマスクや枕の利用もおすすめ。
- 目を閉じて寝ていなくてもある程度の疲労は回復できる。
- アラームをかける。
- 昼寝後は顔を洗ったり、軽いストレツチを行なうとより良い目覚めが得られる。