スーパーへお買い物に行ったとき、病院へ行ったとき、会社などの入り口にはプッシュ
するタイプのアルコール除菌が置いてありますよね。
除菌をすることで、病原菌を殺すとか風邪予防だとかの為によく置いてあるのではないでしょうか?
一見、『菌を殺すこと』はイイことのように思われますが、菌には良い菌・悪い菌などがいて、殺せば健康でいられるという一概そうは言い切れないのです。
『清潔すぎる暮らしこそが、私たちを滅ぼしている』ということについてお話していきます。
先進国で急増している“アレルギー”はキレイすぎる生活が原因だった!
アレルギーというと、食べ物など色々ありますが、皆さん特に多いのが『花粉症』ですよね。
先進国では、アレルギーが爆発的に増えています。
それは、なぜだとおもいますか??(´;ω;`)
先進国は、発展途上国に比べてお金もあって、キレイな環境も整備されていて、食料にも困らず、蛇口をひねればきれいなお水が飲めて、、アレルギー疾患が急増している原因として、『乳幼児期の感染機会の減少』とも言われています。
小さい頃から、環境が整備された土地で育っている先進国民は、菌に触れる機会が減少しているのです。
また、“抗生物質”や“抗菌剤”などの頻繁な使用によって、さらに菌に触れる機会が減少していると言えます。
それと反比例するかのように、『アレルギー疾患』は急増していったのです。
風邪ひきたくないし、感染症や病気うつりたくないがために除菌をしているはずが、免疫機能が低下したり、アレルギーが増えてかえって体調不良を招いてしまっているということになります。
腸内細菌のバランスが乱れている
アレルギー疾患の要因の一つとして、“腸内細菌のバランスが崩れている”ことも問題の1つです。
特に、日本人の腸内細菌の数は、戦前と比べて現代は『3分の1』だそうです…
理由は、野菜などの食物繊維の摂取量が減っているからです。
腸内細菌のエサである食物繊維は、摂取量が減ることによって減少し、バランスも崩れ、免疫が低下してしまいアレルギー疾患へと繋がっています。
私たちの体を守ってくれる『皮膚常在菌』や『腸内細菌』などの微生物を現代の人たちは、“キタナイ物”として排除していて、安全性を求めて快適な環境を追及しすぎてしまったことがアレルギー疾患の増大を導いてしまった最大の要因です。
その結果、日本は世界一清潔な国だけど、『世界一アレルギー疾患に苦しむ民族』にもなってしまったのです。
汚いのは嫌だけど、アレルギー疾患なんてもっとイヤですよね(´;ω;`)
逆に言えば、腸内の善玉菌を増やすことで、改善していけると言えます~!!!(*´▽`*)
よく外国でブレサリアンと呼ばれている、何も食べなくても太陽の光だけで生きられる
なんて人聞いたことありませんか??
あの人たちは、普通の人ではない(と言ったら失礼かもしれませんが)のであんなことができちゃうのだと思っています。
そのワケは、『腸内細菌の量』が普通の人に比べて劇的に多いから、ある程度食べなくても大丈夫なのだと言われています。
草食動物も、腸内細菌が多いので草しか食べないでもきちんと私たちが食べれるくらい立派なお肉がついていますよね(^^♪
何を言いたいかというと、腸内細菌が豊富であるほど、健康的になれるということですブレサリアンになってほしいわけではなく、それは生まれ持った才能のようなものなので、私たちは地道に食物を摂取していきましょう!
ただ、乳製品は乳タンパクであるカゼインが腸壁を傷つけてしまうので、善玉菌を摂るのはアレルゲンフリーのサプリや食物繊維の多い野菜や、納豆やキムチなどの発酵食品
にしましょう!
小麦粉も、グルテンが腸壁を傷つけるので、なるべく摂らないようにしましょう。
土壌菌に触れあおう!土を触って菌とふれあい、健康に(^^♪
人間より、微生物などの方がはるか昔から生きています。
現代の考え方は、“自然の中で生きるのではなく、自然を支配しようという誤った試み”の中で暮らしていると言えます。
そのせいで、私たちの体は非常に危険にさらされているのです。。。
実は私たちのカラダは、さまざまな元素の合成物なんです!!
例えば、酸素・水素・炭素・窒素・カルシウム・リン・カリウム・硫黄・ナトリウム・鉄・マグネシウムetc…

これらの元素が一緒になって、生きて呼吸する人間を作り出しています(^^)
それから、色々な菌に触れることで、有益な菌が皮膚を通して入ってくるのです。
例えば、「外へ出てお散歩をする」「庭をいじる・木や花の手入れをする」「犬に触る」などあるかと思います。
犬はカラダに花粉や土や葉っぱなどいろんなものをくっつけています。
それらを触ることで、まず私たちの皮膚の表面を通して、“有益な細菌”を吸収し、
血流に入っていきます。
その有益な細菌たちは、
- すでに腸にいる善玉菌の数を増やす
- そうした有効な細菌に、周りにいる病原菌への対応方法についての情報を教えている
- 体内でビタミンB12、ビタミンK2を含む栄養素を作り出すのを助ける
- ミネラルの消化と吸収を助ける
- 炎症を抑える
- リーキーガットを癒す、または防ぐ
細菌という名前ではありますが、カラダにこんな良いことをしてくれているんです。
先ほど犬に触れ合うという話をしましたが、「実際、子供時代に犬や猫を飼っていることにより、アレルギーが発症するリスクが半分に減る」ということが研究で証明されています。
以上のお話から、“潔癖症”の方はかなり危ない状況であります…(>_<)
また、ウエットティッシュやアルコール除菌を沢山する方も少し気をつけたほうがいいかもしれません。
うつってしまう可能性のある病気等の方が近くにいる場合は、多少必要なときはあると思いますが、普段から机を拭くとき・手を洗わずにウエットティッシュでなんて機会が多い方は、少し気をつけてみてくださいね。^_^
ウェットティッシュではなく、手を水道で洗いに行くのが良いでしょう。
菌が侵入してくることで、免疫をつけてどんどんカラダを強くしましょう!
私は主にストレスなどが大きな原因となり、リーキーガット症候群を経験していますが、ウェットティッシュやアルコール消毒は人より多くしてたなと振り返れば思います。
それに加えて、手の水泡に小さい頃からステロイド剤を沢山つけていて、副腎や腸などの内臓が気付いていませんでしたが、徐々にやられていきました。
もちろん綺麗なのがいいと今でも思いますが、必要以上に使ったり、代用できるときは必ず代用して、なるべく泡とか消毒とかではなく、自然由来の体に刺激が少ないものを使っています。
まだ治療中の身なので、シャンプーやリンス、ボディーソープが肌に触れると痒くて仕方がありません(><)
なので、シャンプーリンスは洗面所で済ませて、お風呂の時は基本熱いお湯でこすり洗い、皮脂が溜まったり汚れる体の部位だけ体に優しいボディーソープを使っております^_^
それから、机やキッチンを拭くときもアルコールではなく、99%水でできているノンアルコールのウェットティッシュを選んでいます。
制汗剤も肌に結構良くないので、汗をかいたらすぐ99%ノンアルコールのウェットティッシュで、すぐ拭き取ります。
スースーして気持ちがいいシートなども肌には負担がかかっています。
シャワーをすぐ浴びれる環境なら、汗をかいたらすぐ浴びるのが一番いいと思います。
そんな感じで、少しずつ今まで知らず知らずのうちにいじめてしまった自身のカラダを癒しています(*'▽'*)
まだまだ除菌や土壌菌についてのお話があるので、引き続き次以降の記事でご紹介していきますー^_^
まとめ
普段私たちがよくお店や病院等でしている、アルコール消毒は、良い菌まで殺してしまうため、あまり良いことではなかった。
潔癖症などの綺麗好きな方は要注意?
必要以上にアルコール消毒や綺麗すぎる生活は送らない。
清潔すぎる暮らしこそが、私たちを苦しめている。
現代日本は特に清潔すぎて、また食べ物に困らない生活な反面、菌に触れる機会が激減し、食物繊維を摂る量が昔と比べて減ってきているので、腸内細菌が戦後と比べると3分の一である。
腸内細菌のバランスが崩れることで、アレルギー疾患がどんどん増加している。
三人に一人は何らかのアレルギーをもっているとのこと。
特に子供の頃から抗生物質や除菌剤を頻繁に使用していると、リスクはかなり高まる。
皮膚常在菌や土壌菌、腸内細菌などの微生物(人間より遥か昔から地球に存在する)を排除せず、土や自然に積極的にふれ合おう!
庭をいじって土に触れたり、犬(花粉や土や葉っぱがついていることが多い9と遊んだりすることで、皮膚の表面から入ってくる有益な細菌を吸収して、免疫をつけよう!