突然なんで?8月23日17時頃の出来事です。
台所で夕食の準備をしていた妻が「あれ?なんかおかしい…手と足に力が入らない…。」急に妻が倒れそうになり、私は、台所に行き妻を抱えてリビングのソファーまで連れて行きました。
そして、右側の手・足の感覚が無くなったようで、頻りに左手で右足と右手を握ったり摩ったりしてました。
足は前に動かすことができず、手はぶらぶらの状態、右半身が全く感覚がない状態のようです。
たまにありますが、痺れて人の手のような感覚になる時がありますよね。
そのような感じだと思います。
妻を短いソファーに寝せたのですが、両足がはみ出してしまう長さだったので、長いソファーに移動しようとしましたが、抱えてもふらついて眩暈がするようで、とりあえずそのままの状態にして寝かせました。
手がソファーからはみ出してしまい、下に腕が下がってしまうので、持ち上げて左手で抑えさせました。
私が「これ、もしかして脳卒中かもしれないので、病院へ行こう」と話したら、「行きたくない、少し落ち着けば治る」といい、頑固な妻は起こり口調で私にうったえてくるのです。
それから、30分は経ったと思います…今度は話すと呂律が回らなくなりました。
私は妻に「これはヤバいから救急車呼ぶね。」と問いかけてましたが、また怒り出してしまいました。
「じゃ~病院連れて行くよ。」といったら、今度は行くと答えたのです。
しかし、めまいがありあまり動かすことができず、救急車を呼ぶことにしました。
妻は救急車は嫌だという口調で話しをしているのですが、呂律が回らず、何を言っているか分からなくなり、何で言ってることが分からないという表情をしてました。
更に口の締まりがなくなり、だ液が糸化して出てきて、これはヤバいと思い、妻を絨毯に寝かせて、119番をしました。
直ぐ向かいますねということで、3分ぐらいで到着しました。
その頃には、妻の意識が徐々になくなってきていて、私も落ち着かない状態です。
担架で運ばれ、一緒に乗って病院へ行くことになりました。
驚いたのは、外に出ると近所の野次馬が10人はいました。
最近、町内に救急車が良く来るのですが、高齢者の方が多く、昨年だけで11人亡くなりました。
私は昨年、町内会の班長をしていたのですが、担当地区で2人亡くなりました。
1人は80歳ぐらいのお婆さん、もう一人は60歳のおばさんで、心筋梗塞と脳卒中です。
その時は他人事でしたが、まさか身近なところで、しかも毎日一緒にいる妻が突然倒れるとは信じられません…放心状態とはこういうことでしょうか。
そして、私も一緒に救急車に乗り、救急車内で妻の様子をみてました。
血圧がなんと212になっていて、心配しましたが、病院へ着くころには、少しだけ下がり199になりました。
そして、病院へついて、治療の前にCTスキャンをとり、医師の説明を受けることに。
最近の医療技術は進歩してことがあり、すぐにパソコンで脳の3Dが見れるようです。
左の真ん中にどうやら、1円玉より一回り小さいくらいのぐらいの白い物が映っていました。
その場所は、手足を動かす脳にあたり、破損などの障害があると動かなくなります。
左だと右半身、右は左半身という風に逆のようです。
医師の話だと、脳神経外科の医師が判断することになるので、明日10時に話を聞いて下さい言われました。
それから、看護師に呼ばれ、入院の手続きとなり、書類等の記入をしてました。
その後、看護師に呼ばれ、病棟へ向かったのです。
妻が入る病室を看護師の方が準備をしている頃に、事前に連絡していた娘が病院へ到着しました。
普段、会話は殆どしませんがこのような状況になり、久しぶりに娘と話しをしました。少し泣きながらの会話となりましだが、今の状況は把握したようです。
その後、書類の記入の続きをして、看護師に聞きながら進めて終了。
病室の準備ができたので、娘と病室に向かいました。
妻は眠った状態でペットにいましたが、目を覚まして、ベットから出ようとします。
パニック状態となっていて、意識が朦朧としていてほぼ喋ることはできません。
でも、その後になんか言ってるのですが、「わかった!わかった!」と私が言うと「なんでわからないの!」と私の対応がいい加減なのに怒ってました。
喋ることができたのには、意識があるんだということだと思います。
それを聞いて、娘は少し安心したようです。
その日は、娘が妻を徹夜でみるということで、私は自宅に戻り、途中になっていた夕食の片づけや洗濯物の取り込み、掃除などをしました。
仕事もあったので、終わってから娘と交代しようと朝3時ぐらいには交代できるとLineで連絡しましたが、気を使ってくれたのか、朝10時に合わせて着てと言われその日は少し睡眠をとることができました。
何故?脳卒中になってしまったのか?
では、何故こんなことになってしまったのかというと…その前に8/22に書いたブログで紹介した血圧の記事をみてください。
少し画像加工してますが、うっすらと数字が見えると思います。
これは家にある血圧計で妻の血圧を測って撮影したものです。
かなりの数値だと思いませんか?上が179で下が112です。
かなりヤバイ数値なのですが、妻は、病院嫌いで、健康診断は疎か病院へも数十年前に胆石で行ったぐらいです。
先日も娘に母の日でお金払うから健康診断行って来てと言われて、断ってたくらい医者を信用していません。
なので、血圧が高くても今まで、特に何もせず、たまにサプリを飲んでたくらいです。
また昔から頭痛持ちだったようで、市販の頭痛薬をたまに飲んでいました。
以前から、いつかは倒れるかもしれないから、健康診断か病院へ行ってくれと話してましたが、中々言うことを聞かないという頑固な性格です。
無理にでも連れて行くべきでした。
高血圧なので脳卒中に繋がるということをもう少し理解すべきでした。
とても後悔をしています。
このブログを読んだ方は、そのようなことがないように注意して下さい。
脳卒中は突然やってくることを頭に入れて、どんなに元気でも高血圧の方が居たら、あまのり1人にしないことです。
さっきまでは普通にしていたのが突然は、心の準備がないと、パニックなってしまいます。
私は今回の突然起きた出来事に、震えてしまったくらいです。
いつ起きても大丈夫という事前の準備をしておくべきです。
医師からの話は知らない話が多かった【血圧130は危険信号】
次の日に医師の話を聞くことになりました。
結論からいうと脳内出血という病名で、脳卒中の部類に入る病気です。
病名の通り、脳内部の血管が切れての出血します。
3Dの画像を見せてもらいながら、
前日と比べてあまり変化は見られずで今までの経験上、命にかかわるということはないと思う。
だいたい脳内出血の場合2週間後で落ち着くので、まず4日経って検査して、今後どうすべきはその時に判断する。
ただ、少ししたら、医師の判断でリハビリセンターを紹介します。
この病気は、3通りあって、1つは死亡してしまう。2つ目は全身麻痺で寝たきりになる。最後はリハビリで回復する人です。
脳の場合は再生することはなく、虫歯が再生しないのと同じ仕組みのようです。
それと、良く血圧は140でも150でも大丈夫というのは違うようです。
130を超えると数値は忘れてしまいましたが、かなり脳卒中にかかる確率が高くなるらしいです。なので、親族にそのような方がいたら、予防を進めた方が良いとのことです。
特に東北地方の方は脳卒中にかかる方が多く、体質的にもあるようですが、味が濃く塩分が多いので、血圧が高めで周りの人も高いので、あまり気にしない人が多いようです。
ただ年配の方は病院へ頻繁に行く方が多く、薬を毎日飲んでいるので、脳卒中の方は少なくなっているようです。
それとリハビリをしても言葉が上手く話せないということもあり、言葉を理解しているが、声が出せない、言葉を忘れてしまい、話せないという症状になるようです。
しかし言葉の回復は女性が圧倒的に早く、情報量を受ける回路が男性の3倍あるからだそうです。
それと、鎮痛剤に入っているアスピリンが良くないらしく、血液をサラサラにしてしまう効果があるのですが…ということは、血が止まらないということになります。
ただ、最近の鎮痛剤の成分を見てみると、アスピリンが入っている物は少なく、妻が使用していた鎮痛剤には、アスピリンは入ってませんでした。
他でダメな成分もあるかもしれませんが、それかメーカー側で改良しているのかもしれませんね。
また、頭痛持ちは女性が多いという話をされましたが、頭痛持ちを続けされる方法があるらしいです。
それは鎮痛剤を毎回処方して慢性化させるということです…。
妻の場合は、鎮痛剤を使用したことについては特に問題はなかったようです。
今後、どのような対応をするべきか?
2週間して経過後、退院し、今度はリハビリセンターで治療するということです。
人によってどの程度で回復するのかは、分かりません。
直ぐ、回復する方もいれば、時間がかかる方もいれば、それはリハビリセンターで相談のようです。
リハビリセンターを退院したら、大事なのは2回目の脳卒中にならないようにする予防ということです。
転倒など、何か強い衝撃を受けないようにすること、普段から誰かがサポートする。
妻の場合、まだ年齢が若いので、リハビリに専念して、少しでも早い回復に努めることのようです。
リハビリには家族は付き添わないことが大事で誰かが助けることをしない。
助けることをてしまうとリハビリが進まないらしいです。
まとめ
今回は、妻の脳内出血で、他人事だと思っていたことが突然やってきました。
普段から、何が起こるか、起こったらどうすべきを考えなければです。
妻の弟がいうには、知り合いで脳内出血になった人が2人いて、仕事中に身体が麻痺してそのまま入院したそうです。
その後、結構短期間で回復して、今は普通に現場で仕事をしているようです。
確かにネットで調べると芸能人の方が回復したみたいな情報があるので、回復して良くなる希望がはありそうです。
血圧が130以上の方は上がらないように病院などの処方箋は必要となる。
鎮痛剤は必要以上に使用しない。
今回、突然の脳内出血で、今後どうなるか未だ分からない状態ですが、今日は東京から長女が休みを取って急遽帰って来て、妻の付き添いをしてくれてます。
次女は同居してますが、こちらも仕事を休んで、徹夜で付き添いしてくれてます。
少しの間は交代しながら、付き添えるので、二人には、とても感謝しています。
家族でLineグループを作り、共有情報で連絡を取り合ってます。
2人の娘がおりますが、普段は素っ気ない感じで何を考えているのかも良くわからなかったのですが、今回の妻のことがあり、とても大事に思ってくれていることなどが分かりありがたいと思いました。
知らないうちに考え方が大人になっているんだと嬉しく思います。
また、義理母も昼間いてくれるので、とても助かってます。
誰もいなかったら、私は何もできないことになっていたと思います。
普段、洗濯機の使い方もできず、料理もしたことがありません。
その他にも色々ありますが、私は何もできないんだなぁ~とつくづく思いました。
普段は家で喧嘩もしたり、長年色々ありましたが、家に妻がいないだけで寂しく感じます。
どこに行くにも今は、毎日一緒ですので、とても辛いです。
ただ、娘が色々やってくれているので、何とか持ちこたえています。^^
今回のことで家族との絆は深まったと感じます。
家族でこれからは妻をずっとサポートして行きたいと思います。
今後、妻の脳内出血の経過は、このブログで書き込みますのでよろしくです。