節約で結構、普段利用している割引やポイントがありますが、どっちがお得かについて説明していきます。
スーパーや家電量販店やドラッグストアなどでは、『5%オフ』や『ポイント5倍』というのが特定の日に行われていますよね。
このような日に買い物に行くという人も多いことでしょう。
あなたは、この2つのサービスではどちらがよりお得だと思いますか?
『ポイント5倍』と『5%オフ』
「200円ごとに1ポイントが貯まる店で、1,000円の買い物をした場合(1ポイント1円・消費税は除く)」で計算してみましょう。
まず、『ポイント5倍』の日に1,000円の買い物をすると、通常付くポイントは「1,000÷200」で5ポイントなので、それに5をかけると25ポイント。
すなわち、25円だから支払額は「1,000円-125円」で975円となります。
一方、『5%オフ』だと、「1,000円-50円」で950円です。
さらに、そこから4ポイントが付与されるので、支払額は「950円-4円」で946円となります。
つまり、『ポイント5倍』よりも『5%オフ』のほうが29円安くなるということになります。
ちょっと前は「100円ごとに1ポイント」という店も多かったので、これでしたらポイント5倍の際には1,000円の買い物に「50ポイント」が付与されるので、5%オフとほぼ同額の値引きがされる計算でした。

しかし最近は、消費増税の影響などもあって、「200円ごとに1ポイント」に切り替えている店も多くなりました。
そのため現在では、ポイント5倍より5%オフのほうが断然お得ということになるのです。
とは言っても、『ポイント5倍』という言葉には、消費者の財布のヒモをゆるめさせるような効果があることも確かなのです。
実際、ポイント5倍デーには、普段より多めに買い物をしたり、いつも買わないような高額なものを購入したりする人もいるようです。
でも、これはあまりお得な買い物とは言えないのです。
魅力的な『ポイント5倍』という言葉
例えば、いつもは400円の肉を買っていて、ポイント5倍デーだからと1,400円の高級肉を買ったとします。
400円の肉は通常2ポイントのところ5倍の10ポイント、1,400円の肉は通常7ポイントが35ポイントになります。
ですが、これでは1,400円の肉を買っても「35ポイント-10ポイント」で、25円しか得をしていない計算になります。
ふつうに考えると、たった25円得したいために、いつもより1,000円も高い肉を買うことはないということになりませんか?
ところが【5倍】というインパクトのある響きが、買う人の心理を惑わせてしまうのです。
『ポイント5倍』は、確かにとても魅力的な宣伝文句ではありますが、それだけにつられることなく、本当に必要な商品かどうかを冷静に見極めることが大事なのではないでしょうか。
店舗によっても結構違いがありますので、チラシやネットの広告で売り出し日をこまめにチェックするのと普段から商品の価格を把握しておく必要があります。
ポイントセール期間の場合は普段よりもお得な価格設定が変わっていたりします。
なので、普段安くならない商品や
まとめ
『ポイント5倍』よりも『5%オフ』の方がお得ですが、あるドラッグストアでは「税抜き200円で1ポイント」になっていますが、月に3日間のみ10%オフの特売日という日もあります。
さらに、20%オフという日もあります。
単純に、広告の品でその日のみのお得な価格もありますよね。
なので、ひとつひとつ、その商品が最安値で買えたのかということを考える必要があります。
本当に必要なものを一番お得な日に購入できるよう、普段からネットやチラシの情報をこまめにチェックしておくとよいでしょう!