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湯船よりシャワーの方が水道代がお得ってほんとなの?

湯船よりシャワーの方が水道代がお得ってほんとなの?
洗顔や歯磨きやトイレなど、日常生活で水を使うことは多々あるが、そのなかで最も大量の水を使用するのが入浴時だろう。

 

某水道局によると、一般家庭で使用される水の約40%が風呂で使われているとのこと。
標準的な浴槽に必要な水は、約200リットルと言われている。

 

 

そうすると、1回の入浴で相当な量を使用していることになる。
そのためお風呂では浴槽には入らず、シャワーのみで済ます、なんていうご家庭もあるかもしれない。

 

一見これは、堅実な節約術にも思えるのだが、その効果は微妙なところ…。

 

 

 

湯船とシャワーではどちらが得か問題 

シャワーを1分間使用すると、約12リットルのお湯が流れるといわれており、17分使ったとすると、それだけで浴槽1杯分の200リットルをオーバーする計算になる。

 

 

では、がんばってシャワーを10分で切り上げたとしよう。
某水道局の調査によると、水1リットルあたりの単価は0.24円で、これを元に計算すると、浴槽にお湯をためた場合、1回につき約48円かかることになる。

 

 

一方、10分のシャワーの場合は約28円。
ただし、これはあくまで単身の人の話で、家族が2~3人いる場合、17分なんて、あっというまに過ぎてしまい、かえって水道代が高くつくことになる。

 

 

さらに寒い冬ともなると浴室も冷えているので、ついついシャワーのお湯も、流したままにしがち…。

そうすると、当然のことながら、余計に水道代もかさむこととなる。
それなら最初から湯船に浸かってリラックスした方がだんぜん良い。

 

 

 

給湯と追いだきではどちらが得か問題

 

 

 

この風呂に関しても悩ましい選択肢が存在する。
それが「給湯と追いだきではどちらが得か」という問題である。

 

 

ガス代から考えると、給湯のほうが追いだき機能を使うよりも1回につき10円前後の節約になるという。

 

 

だが、給湯で浴槽に湯を満たすには、先に挙げたように水道代が約48円必要になる。
このため水道代がかからない「追いだき」のほうが、結果として節約になるといえる。

 

 

水道代の節約として行なわれるのが、残り湯を追いだきするという方法だ。
しかし、連日残り湯を沸かすのは、衛生的にも問題がある。

 

 

もちろん、毎日お湯を新しくする方が良いということは言うまでもない。
追いだき機能を活用しながら、少なくても2日に一度はお湯を入れ替える、という工夫をしたほうがいいだろう。

 

 

ガス代・水道代のちょっとした節約術  

1.8リットルのペットボトルに水を入れ、それを何本も浴槽に入れるとそのぶん使用する水が少なくて済むのでお風呂の水の節約になる。

 

 

本当かどうかは定かではないのだが、長時間かけて水道の水を少しずつ出して浴槽の水を溜めると水道のメーターがあまり動かないとかで水道代の節約になる、などという涙ぐましい努力をしたり…。

 

 

それから、1.8リットルのペットボトルに水を入れ、それを日当たりの良い場所に置いておくと多少暖まるので、これを浴槽に入れれば風呂をたく時間が短縮され、ガス代の節約になる。

 

 

ただ、このような方法は時間と根気を要するので誰にでもできるものではない。
このような節約術を加味してもさらに湯舟に軍配があがるのかもしれない。

 

余談になりますが、非課税世帯に対しての水道・下水道使用料が減免になります。
もし、対象の方はその地区の水道局へ問い合わせてみると良いです。


色々と人によって違いますので、必ず減免とはならないかもしれませんが、対象と思われる方は、一度問い合わせてみると良いかと思います。

 

 

まとめ  

単身者以外の一般的なご家庭では、諸条件を鑑みてもシャワーより湯舟の方が
心にもお財布にもお得である。