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海藻は薄毛対策に有効なの?

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日々後退していく生え際…そして、薄くなっていく頭頂部…。
鏡を見るたび思わずため息がでてしまう今日この頃。

日本の成人男性の3人に1人が悩んでいるといわれる薄毛。
この薄毛対策に関しては、さまざまな説が存在しています。

その最たる例が、「ワカメやコンブなどの海藻類を食べると、毛が生えてくる」というもの。
薄毛に悩む人の中には、積極的に海藻類を摂取している人も多いことでしょう。

 ですが、海藻類をたくさん食べれば薄毛が治るかというと、残念ながら答えはノーです。
たしかにワカメなどには、髪の成長に欠かせないミネラルが豊富に含んでいるようです。

 

 

薄毛の対策にはヨードやフノリ液の効果はあるのか?

海草類には、ホルモンの代謝を促す『ヨード』という成分も多く存在するため、髪にも効果がありそうに思えますよね。
ですが、海藻類から摂取した栄養分が髪にまで行き渡るのは、ごくわずかなとされる量なのです。

 

薄毛の対策

イラストAC

ヨードは、肉類や乳製品などにも含まれており、不足すると髪にツヤが無くなり、抜け毛の原因にもなります。
通常の食生活をしていれば、まず不足することはありません。

 

つまり、海藻類にはとくに発毛をうながす力はないということです。
ではなぜ、「薄毛対策にはワカメやコンブが効く」といった俗説が日本でそのように信じられるようになったのでしょうか。

 

一説には、「ワカメが海中を漂う様子が、豊かな黒髪を連想させる」ともいわれています。
また、平安時代の女性は、髪を整える際、コンブから抽出した『フノリ液』と呼ばれる液体でツヤ出しをしていたとされ、このことからコンブは「髪に良い」という話が広まったと伝えられています。

 

いずれにせよ、これさえ食べていれば薄毛にならないという食材は、今のところ存在しないようです。

 

 

海藻類がだめでも、薄毛対策に於ける最先端の技術が日本にはある?

ですが、あきらめるのはまだ早いようです。
たとえ海藻類がだめであっても、日本には最先端の技術の医療があります。



日本皮膚科学会の『男性型および女性型脱毛診療ガイドライン2017年版』によると、フィナステリド(商品名:プロペシア)という内服薬が、薄毛に有効だったとの報告がなされています。



フィナステリドは、男性ホルモンの一種で脱毛の原因とされるジヒドロテストステロン(DHT)の活性化を抑制させる効果がある薬です。



ガイドラインによると、男性被験者約400名のうち、2~3年の服用期間で約7割もの人に「軽度改善以上」の効果があったと報告されています。

 


ただし、フィナステリドは市販されておらず、薄毛治療を行なっているクリニックなどで処方してもらう必要があります。



また、同学会が推奨しているのが、赤色LEDを頭皮に照射する治療法です。
これも、まだ十分な解明はされていないものの、 一定の発毛効果が認められていというものです。

 

 

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最先端の日本の医療で、髪がフサフサという可能性も…。
近い将来、そんな奇跡のような日が、来るかもしれませんね。

 

 

といっても、髪の悩みは解決したいですよね。
シャンプー、トリートメントを変えたり、育毛剤を使用したり、頭皮のマッサージなどが良いと言われてますが、これは抜け毛予防のみということになります。

 


最近では、AGA(男性型脱毛症)の治療ということで注目されているようです。
毛根が死滅してしまう前に治療を始めれば、個人にもよりますが、発毛する可能性もあるようです。

 


そのような治療法もでていますので、これからの日本医療が進化して行けば、変わる可能性はあるようですので期待したいですね。

 

 

 

薄毛対策についてのまとめ

・海藻類を摂取しても、薄毛対策にはならない。
・日本の男性の薄毛の悩みが、日本の最先端の技術で解決される…。
 今後、期待できるかもしれませんね。